一条工務店の断熱具合

その他
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新築時に役立ったもの、住み始めてから役立ったものを紹介しています。覗いてもらって良いものが見つかると嬉しいです。

こんにちは、おじぃです。

引き渡しは受けたのですが、正直住み始めてはいません。

なので住んでみての断熱性能の感想はお伝えできないのですが、サーモカメラで家中を確認してみたので、その結果をご紹介していきます。

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使用機材

今回使ったのはこちらのカメラです。

スマホに取り付けて使うサーモカメラで、iPhone用とAndroid用があります。

グレードはいくつかありますが私は1番低いグレードのものを使っています。

正確な温度を測りたい、とかには向いていないと思いますが、広い範囲の温度分布を確認するには非常に重宝します。

写真の範囲内の温度分布に応じて自動で色分けもしてくれるのでとてもわかりやすいです。

前置きはこれくらいにして、実際に確認した結果を見ていきましょう。

i-smartの断熱具合

今までは一条工務店の家は高気密高断熱なので壁は一様に暖かいと思っていました。

ですが、多少は温度ムラがあることが見えてきました。

玄関

寒冷地以外では玄関土間には基本的に床暖房が入っていません。

また、玄関ドアもあるので室内と比べるとどうしても温度差が出来てしまうとよく言われている箇所です。

普通の写真ではわかりませんがサーモカメラで見るとこうなります。

土間部分の温度が周囲の温度より8℃ほど低くなっていることがわかります。

特に外壁に面している部分の温度が低くなっています。

トイレ

1階のトイレはこうなっています。

このままではどこまで床暖房が入っているのか、便座が暖かいのかわかりませんが、

便座は約25℃ほどあり、それ以外の場所でいくと19〜22℃くらいで床暖房のある箇所とない箇所で温度差は3℃ほどでした。

1階WIC

1階のウォークインクローゼットを見てみます。

部屋の角の部分の温度が他と比べて低くなっているのが分かります。

これは家の角の部分で木で構成されており、断熱材を入れている箇所に比べて外の温度を伝えやすくなっているためですね。

それでも他の壁の場所とは1.5℃ほどしか差がなく、床暖房の床との差でも3.5℃程度です。

尚、右側で上に向かって温度が高い場所が2本分あります。

これはこの真裏にPCSがあるので、電気を送るケーブルが熱を発するため温められているからです。

このように、一見見ただけではわからない壁の中の状況が見えたりするのがサーモカメラの面白いところですね。

浴室

早速見てみましょう。

浴室の床暖房に配管引き回すところは見れないので、どのようになっているか分かりませんでしたが、この様になっていました。

窓の部分と、床暖房が入らない排水口部分の温度が少し低くなっています。

こちらも3.5℃差くらいでした。

デシカント

デシカントのメンテナンス用の扉を開ける前がこちらです。

扉部分は約24℃です。

外側の扉を一つ開けると

約20℃になりました。

この時点で4℃低下しています。

暗くて中がよく写っていないですが、最後の扉を開けると

約14℃です。

なので、扉表面と中との差は約10℃あったということになります。

扉を二重にしてくれているおかげで、外気温の影響が室内にほとんど無いことがわかります。

外に接している壁

今回撮った写真の中では吹き抜けのところが分かりやすかったので、こちらでご紹介します。

左側の壁にはエコカラット施工しています。

また、この壁は外に面している壁になっています。

サーモカメラで見ると

壁一面同じではなく、部分的に温度が低いところがあります。

ですが左の面の温度差は低いところで約25℃、高いところで約26℃なのでその差は約1℃だけです。

これは断熱材を入れることができない木の部分があるからです。

撮っている角度が違いますが、建築中の石膏ボードを張っていない時の写真がこちらです。

サーモカメラの温度ムラと、断熱材、木材の配置が同じであるのが何となく見てとれるかと思います。

FIX窓の上も断熱材ではなく木のみなので他と比べて温度が低くなっているのも納得です。

階段

階段部分には床暖房は入りません。

実際にはどれくらい温度差が発生するのか見てみました。

床暖房が入っている1階の床は約25℃、階段は約24℃、差は約1℃です。

上り下りで使用する分には特に温度差が気になるような事は無かったです。

パントリー、冷蔵庫配置部

パントリーや冷蔵庫配置部は暖かいと食べ物が傷みやすくなったりするので床暖房は外します。

上の写真では棚があるのがパントリー部分、左側にちょっと写っているのが冷蔵庫を配置する場所です。

パントリー部分が約23℃、冷蔵庫配置部が約24℃、床暖房部分が約25.5℃でした。

パントリーは写真撮影前は扉を閉じていたのでその分暖かい空気が入り込み難く、隣の冷蔵庫配置部より温度が低いのかな?という感じでした。

キッチンの御影石

キッチンの御影石は、何だかヒンヤリしてそうなイメージです。

実際はどんな感じだったかと言うと

撮影した範囲内でグラデーションかかっているので何だか冷たそうな配色になっていますが、1番温度低いところで24.2℃、高いところ手前24.7℃と出ていますのでその差は0.5℃です。

撮影した時、キッチン周りの床の温度が大体26℃くらいだったので、差は1〜2℃下がるくらいでしょうか。

これならいつでも程よい温度で使えそうです。

まとめ

3月中旬で外気温がそんなに低くない(12,3℃くらいだったような、、、)時に確認した結果ですが、床や壁の温度差は概ね1〜3℃くらいでした。

この時はそんなに温度差を感じるような事もなく、快適に過ごせそうな感じです。

家の角部は他と比べると温度が下がりやすそうでしたが、それでもこの時は3℃くらいの差でした。

ここも特に問題になるような事は無さそうです。

玄関土間は床暖房が入っていないので温度差が8℃くらいありました。

これくらい差があると流石に温度差を感じました。

あとは真冬や真夏の時期にどれくらいの温度差になるのか、その時期がきたらまた報告したいと思います。

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