(2020/4/2 写真追加、及び一部体裁修正)(2022/4/2 写真追加、および一部誤字修正)
こんにちは、おじぃです。
初めて間取りの図面をもらった時、ワクワクしますよね♪
なるほど、ここはこんな風にしたのかー、とか、吹抜けきたー!オープステアもあるね!ふふふ♪とか 笑
で、少し慣れてくると、アレ?ここの記号どう言う意味?何が付いてるの?ってなってくると思います。
一条工務店からも図面記号についての資料を渡してくれると思いますが、不十分だったり、渡してくれるタイミングが遅かったりするように思います。
特に電気図面だけ渡されても記号の説明がないと、何を確認してって言うの?と思ってしまいますよね。資料を貰ったところで全ては網羅されていませんが。(^^;)
なので、ここでは図面に記載されている記号類について見ていきます。
現物の機器の写真類も貼ってくれている方もいると思うので、他の方のも見て頂けるとより分かりやすいかと思います。
我が家も入居したら写真も追加していきたいです。
(2020/4/2 、2022/4/2追加しました。)
ここから先の図面記号の紹介では、先に図面記号を表示し、その後に説明を記載しています。
図面記号はカンペキだよ!という方はクイズ的な感じで見て頂けるとちょっとは楽しめるかも知れません!?
※よくわからない用語があるなー、という方は、こちらも見てみると気になる用語について記載しているかも!?
図面記号
SA
Supply Airの略。給気。同じ部屋にいくつも配置されてると後ろに1,2,3,,,と数字がつきます。
ロスガードやデシカントで取り込んだ空気がここから居室へ供給されます。
真下は寒いこともあるようなので配置場所に注意が必要。
RA
Return Airの略。排気。居室の空気がここから吸い込まれていってロスガードやデシカントに戻っていきます。
場合によって、ここからの音が気になると言うケースもあるようなので配置する場所はきちんと考えた方が良いと思います。
HB
ヘッダーボックスの略。床暖房、床冷房の配管が集まる場所です。
そんなに頻繁に開けたりメンテナンスをする場所ではないので、階段下に配置されたりもします。
但し、作業する時に大量にものをどかさないといけない、となると面倒だと思うので、メンテナンス時の事も多少考慮した方が良いと思います。
また、配管が集まる場所なので床暖房の場所では一番温度が高くなる場所でもあります。
階段下収納内は床暖房は設置されないので、通常は床暖房の場所より多少温度が低くなります。なので食品とかの保管を考える方もいますが、ヘッダーボックスを配置していると階段下収納が一番暖かくなってしまうので注意が必要です。
また、玄関のコールドドラフト対策に玄関付近に配置すると言う手もあるのですが、HBの真上がルーフガーデンだと配置できないようです。配置にはいろいろ制約ありますので設計士さんに確認してみてください。
コンセント
現在(2019年時点)は三口コンセントが標準で付いてくるようです。
コンセントは多くても困ることは無いですが、少ないと延長コードで見栄え悪くなったり、好きな位置に機器、家具を配置しにくくなったりするのでよく検討しておくことをオススメします。
太陽電池自立運転用コンセント
思いっきり書かれていますが、太陽電池を自立運転モードにした時だけ使えるコンセントです。
私の場合はリモコンニッチのところに2口用のものを配置されていました。
確かPCS1台につき1つ非常用コンセントが取れる仕様だったかと思います。
でも、そんなところにあっても正直携帯の充電くらいしかできません。(我が家の間取りの場合は、ですが)
なので、1口ずつに分けて役に立ちそうな位置に1つずつ配置しました。
私の場合、困ると思ったのは冷蔵庫とテレビでした。
もし夏場に停電になっても食品の冷蔵保存ができるように冷蔵庫の近くに配置しています。
同時に使用することはできませんが、キッチンに配置されるのでケトルなどでお湯を沸かすのにも使えると思います。
テレビの方は娯楽目的ではなく、情報収集するのにテレビからの情報が重要かと思い、テレビ近くに配置しています。
こちらはテレビを見ていない間は携帯の充電に使えると思います。
こんな感じで、自分の非常時の使い方を想定して使いやすそうな位置に配置しておくと良いと思います。
XGW
クロスゲートウェイ。HEMS全体の情報をやり取りする親機みたいな位置付けですね。
太陽光発電状況などをインターネットを通じて一条工務店サーバに送るのもこれの役割です。ちっちゃい無線LANみたいなもので、壁に取り付けします。
防犯警報装置もHEMS対応にした場合、防犯警報装置親機と通信する必要があるので、ある程度の距離に配置することが必要になります。
XEC
たぶんクロスゲートウェイエコキュートの略だと思われます。エコキュート用の通信機器ですね。これもちっちゃい無線LANみたいなもので壁に取り付けになります。
JCL
情報コンセントでLANが1つと、コンセントが2口付いているもの。アースは付いていない。
JC
情報コンセント。テレビ、電話、LANがそれぞれ1つとコンセントが2口ついている。アースも付いている。時期によって違うかもしれません。昔の情報だとコンセント3口でアース無しですね。
JCT
情報コンセント。テレビ、電話がそれぞれ1つとコンセントが2口ついている。アースも付いている。こちらは図面記号用意できなかったので図はありません。
換気扇
丸がついているのは多分電動とか、モーター駆動である事を表しています。トイレ、お風呂、キッチンで使われていますね。(上から下へ矢印が入っていますが、これは関係ないので無視しておいてください)
差圧吸気口
こちらも換気口の一種ですが、今度は中に丸がついていないですね。これは屋内の気圧がある程度下がった際、屋内と屋外の気圧差により自動で開閉して空気を屋内に流入させるもので、電動の機器はついていません。矢印の向きが空気が流れる方向を示しています。
デシカント換気扇
×印のように矢印が付いているが、これは熱交換器だと付いています。ロスガードの換気扇にも同様に記載されています。
T
インターホン親機。たぶん親だから大文字。何故Tなのかはよくわからない。
t
インターホン子機。たぶん子だから小文字。入居に合わせてインターホン子機を取り付けるように外構業者さんを手配しておかないと、暫くインターホン無し生活を強いられる事になるので注意。
ダウンライト
二重丸で表現されている。中のローマ字は1くくり毎に割り当てられているだけで、あまり深い意味はない。数字はそのくくりの中で何個の照明があるか分かるように通し番号になっている。
シーリングライト
丸で表現されている。中のローマ字は1くくり毎に割り当てられているだけで、あまり深い意味はない。数字はそのくくりの中で何個の照明があるか分かるように通し番号になっている。
ブラケット
壁付けのライトですね。
火災報知器
1部屋に1つはつけられている。
防犯警報装置の外部スピーカー
警報の”警”はわかるがHって何だろう?
防犯警報装置の親機
壁補強
〰の部分。壁補強部分。室内の壁ならまだ良いですが、外壁面する壁の場合、壁補強を入れた分だけ断熱材が薄くなります。気になる方は注意した方が良いと思います。
スリーブ
(ス)と記載されている。後でエアコンなどの配管を通せるように外壁に穴を開けてるって事ですね。
先行配管(隠匿配管)
(セ)と記載されている。壁の中に配管を通している事です。外壁に接していない位置にエアコンつけた場合などに使用します。他にもイロイロやるために採用している方もいますね。
Sタレ壁
構造上必要となり天井から少し下がってきている壁。必要な量、垂れ下がり幅はその場所により多少変わるらしいです。我が家は1箇所ありましたが、クロスゲートウェイの目隠しとして活用しました。
三路スイッチ
2箇所から入切出来るようになっています。
四路スイッチ
3箇所から入切出来るようになっています。
NED
天井埋込型ナノイー発生器。昔の図面はNEだったみたいだけど、何が違うのかは不明。
天井埋込型スピーカー
一条工務店i-smartの場合はJBL製のスピーカー。JBLはアメリカの音響機器製造メーカー。天井に5個セットで配置する。サブウーファーは別オプションなので、別途オプションを付けるか、自分で別途用意する必要があります。
EcoEye(左)と集電盤(右)
EcoEyeは河村電器産業さんのHEMS対応ホーム分電盤。集電盤の方はどこのメーカーかは情報がないので分からないです。仕様書に出てこないので現物見てみるしかなさそうです。電気図の記号を見る限りはEcoEyeの方が大きいですね。
デザインルーバ(オープニングタイプ)
デザインルーバは他にウォールタイプとスクリーンタイプがあります。因みにオープニングタイプを採用しましたが、標準の半分の大きさを採用したら価格も半額でした。
CVD
デシカントの操作パネル。何の略化は不明です。ロスガードの場合はCVと記載されていたので、DはデシカントのDなのでしょうか。
さらぽか操作パネル
さらぽか用の操作パネルです。床暖房のときはYRだったみたいです。このDもやっぱりデシカントのD?
太陽モニター
太陽光発電の操作パネルです。
風呂リモコン(お風呂側)
お風呂の操作リモコンですね。お風呂側についているものはFR。
風呂リモコン(リビング側)
お風呂の操作リモコンのリビング側についている方はMR。
電力量計
電力会社の電力量計が配置される場所を示しています。電力量計が収まる箱は標準のものは丸っこい形になると思いますが、オプションでちょっと四角っぽいものに変更可能です。道路に面している場所など目に付く場所に配置される場合、意外と目立つので外観を気にする方は忘れずにチェックしておいた方が良いと思います。
情報ボックス
TV配線、光ファイバー、電話線、LANなどを集約しやすくするためのもの。コンセントやTVのブースターもついているようです。
排水口
ルーフガーデンやバルコニーに配置されている排水溝です。
さて、いかがだったでしょうか。
意外とたくさんの種類の記号がありますよね。
図面とにらめっこする時にご活用してもらえたら幸いです。