こんにちは、おじぃです。
前回は人工芝の検討にあたっての確認ポイントを見ていきました。
今回は、実際に私が検討した人工芝がどんなものだったのか、そして最終的にどれに決めたのか、そして注意点についてご紹介していきたいと思います。
実際に検討した人工芝
先の記事で紹介したような人工芝の確認ポイントを調べつつ、好みに合う人工芝がないか調べまくっていました。
そんな中、私が気に入ったものはこちらでした。
リアリーターフ
調べた感じでは、割とメジャーなやつじゃないかな、と思います。
こんな感じのやつです。
詳細については販売元のグリーンフィールドさんのホームページから確認して頂ければと思います。
より詳細な写真や、人工芝についての説明もあります。
ここではリアリーターフ ミドルの概略仕様を紹介します。ざっくりとこんな感じでした。
- 芝丈は40mmか25mm
- 主パイルはポリエチレン製
- 裏地はウレタン製
- 見た目が好み
- 防炎、抗菌、静電気抑制あり
- 1×10mで28kg、60,000円
全体的に良い感じでした。
副パイルはポリプロピレンですが、主パイルはポリエチレン、裏地にはウレタンを使用しているので耐久性は良さそうです。
必要と考えていた防炎と抗菌もあります。
ですが、芝丈は好みの長さではありませんでした。
個人的に40mmは長すぎ(物が間に入りやすく掃除大変そうだし、芝が倒れてきたら元に戻りにくそう)で、25mmだと短くて硬く感じてしまいました。
※価格はカタログ価格で、実際に外構業者さんが施工してくれる金額はもっと下がります。
トゥフ・デルブ
リアリーターフが候補から外れた後、いろいろ見ていく中でたどり着いたのが、トゥフ・デルブでした。
こちらはDIYショップのRESTAさんが販売している人工芝です。
(勝手に載せてオッケーな画像を見つけられなかったので、公式ページを探して見て頂けたらと思います。RESTAさんも人工芝についていろいろ記載されています。)
概ねこのような感じです。
- 芝丈35mm
- パイルは主パイル2種、副パイル2種の合計4種
- パイルはU字形。艶消し加工されている
- 裏地はポリウレタン
- 重量は1×10mで26.5kg、約14,000円。
- 抗UV、抗劣化、抗摩耗
何より見た目が好みでした。
4色の芝色(主パイルで2色、副パイルで2色)を使用している上に艶消し加工されているので、自然な見た目に近そうです。
また、好みの芝丈の35mmでした。
素材は耐久性のあるものを採用していますし、値段も大体1×10mで約14,000円くらいとそんなに高くありません。
防炎は欲しいところでしたが、見た目とトータルバランスが良いように感じ、心はこちらに決まりました!
ですが、思わぬところに罠が。。。
※補足しておくとRESTAさんはネット注文の価格なので、実際にこの値段になると思います。一方、リアリーターフはカタログ価格なので、実際に外構業者さんから見積もりが出てくる際には下がった金額が提示されると思います。ですが、そこは購入先、施工業者次第で差があると思います。
大人の事情による罠
心はトゥフ・デルブに決まって外構業者さんに連絡を入れました。
人工芝はトゥフ・デルブにしたいです。そしてサンプルも合わせて入手お願いします、と。
しかしながら、外構業者さんからは想定していなかった答えが返って来ました。
「弊社では対応出来ません」と。
外構業者さんからの答えは、
- 取り扱いしていない商品なので対応できない。
- 人工芝を施主支給して下地の工事(整地したり防草シートを張ったり)だけを請け負う事は出来ない。
というものでした。
やろうと思えばいくらでもできるはずです。
ですがあえて出来ない、と断ると言うことは、恐らくは人工芝の値段で利益を稼いでいる、もしくは卸問屋さんからの圧力かな、と思いました。
作業費は他の業者さんと比較されると高いかどうかわかるので下げざるを得ず、作業費だけではほとんど利益は出ないので、人工芝に利益を乗せて売っているのかも知れません。
若しくは、問屋さんからは様々な部材を安く卸す代わりに他の業者から買うな、施主支給もNG、約束破ったらもう安く卸さない、と言う圧力とかあるのかも知れません。(完全に私の妄想ですが(^^;))
いずれにせよ、再度人工芝を選び直す必要が出てきました。
再度検討した人工芝
外構業者さんが対応できる人工芝から選ぶしかありません。
当初より提案されていた人工芝を改めて確認しました。
ゼロターフ
エクアライブと言うところの人工芝のようです。
が、調べても業者さんが紹介している施工例が少し出てくるだけで、これでもかと言うくらい情報が出てきません。
今度は切り口を変えて調べてみることにしました。
ゼロターフはできたばかりで、以前はi-turfと言う商品名だった、と聞いたのでこちらを調べてみることに。
ですが、こっちでも全然情報が出てこない。。。
一応、外構業者さんにもらった1枚ものの資料に記載されていた情報には、以前の製品(i-turf)のパイル形状はV形で、ゼロターフはW形になった、という事くらいしか記載がありません。
i-turfのカタログには1×10mで50,000円、パイルはポリプロピレン、裏地はSRB、などの記載がありました。
サンプルを見せていただいたのですが、正直、見た目は結構好きな感じで手触りも悪くありませんでした。
芝がW形というのはあまり見ないもので、高品質な方です。
ですが、材質が芝も裏地も耐用年数が低い材料を使用しており、結果、張り替えするのが早くなり手間と費用がかかると判断しました。
また、施主自らが書いている口コミを見つけられなかった事、防炎や抗菌などの機能性がないのも選ばない理由となりました。
プリマターフ
外構業者さんには他に提案して貰えませんでしたが、頂いていたエクステリアのカタログを見てみるとプリマターフと言う商品が載っていました。
仕様としては
- 芝丈30mm
- 芝はポリエチレンなのか、ポリプロピレンなのかよくわからない記載でした。
- 裏地はウレタン
- パイルはC形
- 防炎、抗菌、静電気抑制
- 1×10mで30kg、55,000円
芝丈も好みの長さで、機能性も良く、裏地がポリウレタンで耐久性を重視したチョイスであることから、芝も問題ないと判断しました。
※こちらもカタログ価格なので実際の金額はもう少し下がります。ですがトゥフ・デルブが1番安かったです。
※気になる方は、プリマターフで検索してみて下さい。
私が選んだ人工芝
こうして、プリマターフにすることに決め、外構業者さんにサンプル入手をお願いしました。
実際に見て、触れて見てもなかなか悪くない感じでした。
こうして私は、当初ネットで探した人工芝ではなく、業者さんの取り扱いのあるプリマターフを選択することにしました。
人工芝選びでの注意点
人工芝を選ぶ際は、人工芝そのものの仕様、性能が気になりますよね。
私も性能などが気になりいろいろと探しました。
ですが、実際に施工するとなると外構業者さんがその商品の取り扱いが出来るか、と言うことも関係してきます。
なので、まずは選んだ外構業者さんが取り扱える人工芝がどんな物があるのか確認しておく事をお勧めします。
でないと、私のように気に入ったものを見つけても諦めざるを得なくなりますので(^^;)
また、人工芝の施主支給でも対応してくれるのか、又は地面の整地と防草シートの施工までをお願いし人工芝は施主がDIYでやっても良いか、についても確認しておくと良いと思います。
私は人工芝だけDIYしようか、とも考えたのですが、土地の整地は素人にはハードルが高そうだったので大人しく業者さんにお願いする事を選びました。
土地の整地と防草シートさえしっかり施工してもらえていれば、何年か後に自分好みの人工芝を見つけて、人工芝部分の張り替えだけ行おうかなー、なんて考えています。
前回と今回は人工芝について検討した事などをご紹介してきました。
皆さんの検討の一助になれば幸いです。