【建築記録】(気になったところ2)(和室)

その他
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新築時に役立ったもの、住み始めてから役立ったものを紹介しています。覗いてもらって良いものが見つかると嬉しいです。

こんにちは、おじぃです。

一条工務店のi-smartでの建築中、気になったところについて言及していくシリーズ?です。

1回目はこちら。

今回は和室についてのちょっとしたポイントというか、注意点のようなもののご紹介です。

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i-smartにおける和室

i-smartで和室を設ける場合、普通にどこかの部屋を和室として設定するかと思います。

ですが、洋室畳敷き、と言う方法もあります。

その名の通り、洋室に畳を敷く形になります。

和室と洋室畳敷きの違い

和室を選択した場合と洋室畳敷きにした場合、色々と違うところが出てきます。

大きく違うところを挙げると、

  • 収納は和室は押入れ、洋室畳敷きはクローゼットになる
  • コンセントやスイッチ、SA(天井の吸気口)などの色が、和室はベージュ、洋室はホワイトが標準
  • 床の間は和室のみ

と言うところでしょうか。

洋室畳敷きを選択した理由

標準の和室のモダンな感じも結構好きでした。

ですが、床の間にスペース取られるよりは広く使いたいと思った事、収納は押入れよりクローゼットの方が使いやすそう、と考えたので洋室の畳敷きにすることにしました。

※床の間は、将来的に必要になったらリフォームとか、何かしらやりようがあるかなー、と漠然と考えています。

で、実際の我が家の洋室畳敷きの間取りはこちらです。

※我が家の和室の詳細については下記をご参照ください。

洋室の記載とタタミ敷という記載がありますよね。

で、お気づきの方もいると思いますが、収納は採用していません(^^;)

和室に収納を付けるつもりでしたが、家全体の間取りを調整していく中で、和室の収納スペースは無くなってしまいました。。。

洋室畳敷きのメリット

私が感じた洋室畳敷きのメリットはこんな感じでした。

  • 建具などが洋室と同じになるので、統一感が出やすい。
  • 収納がクローゼットになるので使いやすい。

部屋同士の統一感が出る

好みもあると思いますが、標準の和室の感じもモダンな感じで好きだったので、家全体のアクセントとしてアリかな、という気もします。

逆に洋室畳敷きは建具などが同じなので、他の部屋と繋げたみた時に統一感が出るように感じます。

収納が使いやすい

今は洋室を基本として生活しているので、押入れよりもクローゼット収納の方が生活に合っている気がします。

押入れはがないと困るのは、来客時用の布団をどこに収納するか、くらいしか浮かびませんでした。

押入れは奥行きがあり、高さがあるので布団を収納するには良いですが逆にそれ以外のものを収納するには奥行きがありすぎて奥のものを取り出しにくいです。

(荷物の緊急避難先には使えますが、そうするとそのままどんどん取り出さない収納物を増やしてしまいそうです。)

布団収納問題についてはウォークインクローゼットを大きめに設ける事で解決できるのではないかと考えています。

実際の収納、感想については住んでみてからレポートしてみたいと思います。

洋室畳敷きの注意点

ここで洋室畳敷きを採用する際に、私が注意した点、そして建築していく中で気づいた点はこんなところでした。

電気部品の色

まずは、コンセント、スイッチ、SAなどの電気部品の色が、和室だとベージュに、洋室だとホワイトが基本で設定されるというところです。(壁と天井、両方とも設定されます。)

これの注意点は、気を付けないと、壁紙や天井の壁紙から電気部品が浮いて見えてしまう場合がある点です。

一条工務店での打合せの進め方だと、まず間取りを決めていきます。

間取りで和室にしたか、洋室の畳敷きにしたかで電気部品の色が決まってきます。

ここで設計士さんから特段説明がないかもしれませんし、説明されてもこの段階で電気部品の色を言われても特に頭に残らないかも知れません。

その後、設備を決め、割と最後の方に壁紙を決めることになってくると思います。

そうすると、電気部品の色について説明を受けていても、だいぶ時間が経過しておりこの段階では電気部品の色の事は意識に上がりにくくなります。

そうして、電気部品の色を意識せずに壁紙を選んでしまうと、意図せずに電気部品の色が目立ってしまうことになってしまいます。

特に最悪なのは天井側です。

壁紙のコンセントやスイッチのカバーは普通に売っているので、多少お金がかかりますが、カバーを買って付け替えればなんとかなります。

ですが、天井のSAのカバーは一般に売っていないものだと思いますので、カバーだけ取り替えという事は難しいと思います。

最悪、目立つとしても理解した上で壁紙を選びたいですよね。

確認するには電気図面の右上に各部屋毎の電気部品の色が記載されているはずですので、そちらを確認するとわかるようになっています。

※仕様書には電気部品の色については記載されていません。設備のことや壁紙のことは仕様書に記載されているので仕様書をチェックしたら間取り以外確認できた気になるのですが、電気部品の色は電気設備図面にしか記載がありません。ご注意ください。

我が家の和室の間取り紹介で、図面など出しながらもう少し細かく説明してますので気になる方はこちらをご参照ください。

因みに、建築途中ですが、我が家の和室の天井はこんな感じになっています。

天井についてる丸っこいやつは、真ん中付近にあるのがSAで、両脇にあるのがホスクリーンの金具を受けるところです。

かなり自然に馴染んでいますよね。

そう言えば、ホスクリーンの色は電気部品の色に自動的に合わせてくれたのか、自分で指定したのか忘れてしまいました(^^;)

和室にホスクリーンをつける方は、ホスクリーンも一応色の指定をした方が良いと思います。

一条工務店で標準的に取り付けるホスクリーンはSPC型ですが、こちらは製造元の川口技研さんとしては3色用意されています。

色はW(ホワイト)、M(木調天井用)、BL(ブラック)の3色です。

川口技研さんのWEBカタログ上から画像お借りしています。
ホームページよりWEBカタログの方が詳しく載っていることもあるので、気になる方はそちらを見てみると良いかも知れません。
因みにホスクリーンは勾配天井にも設置可能なようです。

濃いめの色、黒系の天井壁紙を採用されたところにホスクリーンをつける場合、ブラックにすると言う選択肢もあるので、色浮きを気にしてホスクリーンの設置を諦めなくても良いかも知れませんね。

因みに、竿をかけるための輪っかのついた棒の部分は、我が家の場合は通常通り白だったと思います。

巾木

実は巾木も和室と洋室畳敷きでは異なります。

私は打合せ中には全く気づいておらず、建築途中に監督さんが気を利かせて確認してくれたのでわかりました。

どう違うかと言うと、和室では巾木が無く、洋室畳敷きだと巾木があるのです。

次の写真をご覧ください。

巾木なし
巾木あり

まだ壁紙も畳も敷く前なので少し分かりづらいかと思いますが、上の写真が通常の和室の施工、下が洋室畳敷きした時の巾木ありのイメージになります。

和室で施工した場合は上の写真のように(わかりづらいですが)10mm角くらい?の木で縁を押さえている感じの施工のみとなります。

洋室畳敷きではさらにその上に巾木が付くことになります。

ですが予め、洋室畳敷きだけど巾木無しにしたい、と言えば普通の和室と同じように巾木無しで仕上げてくれるみたいです。

私は監督さんが気を利かせて確認してくれたおかげで巾木ありにするか、無しにするか検討の上で選択することができました。(監督さんありがとうございました!)

因みに私は比較した結果、通常の和室と同じで巾木なしの方が好きだったので巾木無しにしてもらいました。

私は壁紙は白っぽいものにしたので巾木ありでもあまり問題はないですが、壁紙を濃いめの色味のものを選んでいた場合目立ってしまうかも知れません。

逆に巾木ありの方が他の部屋と統一感が出る場合もあるかも知れません。。

これもその家次第、施主の好み次第ですが、ちゃんと検討した上で選択した方が納得感が違うと思いますので、洋室畳敷きの方はご注意下さい。

間取り打合せで色々調べ物してた時には、巾木については全く気づいておらず、監督さんに教えてもらうまで全く知りませんでした。

洋室畳敷きにされる場合は、これらのことにも注意しておくと、より満足度の高い部屋に仕上がると思います。

皆さんの納得のいく家づくりの一助になれば幸いです。

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